捻挫はよく起こりますね。特に足首の捻挫、指の捻挫、ぎっくり腰も捻挫に入ったりします。多くの場合は無理な外力が関節に加わり関節の靭帯、軟部組織を損傷することを言います。なので、骨折でも脱臼でも肉離れでもなければ捻挫に分類されるといってもいいでしょう。でも関節に限りますね。定義としては「骨と骨の間に起こる急激な捻れ、あるいは激しい外力による関節周辺の関節包や靭帯の損傷をいう」とあります。だいたいイメージどおりでしょうか。
分類は1-3度にわかれます。
1度損傷⇒微小損傷。疼痛、腫脹も少なく、圧痛、機能障害軽度、不安定性を認めない
2度損傷⇒靭帯の部分断裂。不安定性、機能障害を認める
3度損傷⇒靭帯の完全断裂。不安定性、機能障害を強く認める。
1度損傷ではアイシング、消炎処置、圧迫固定をすれば治癒するものがほとんどです。2度、3度損傷は長期に症状が残存し関節の異常可動性や変形などを残す場合もあります。捻挫をあまくみてはいけません。早期に治療をすることが早期回復につながります。
整骨院でも捻挫や挫傷(肉離れなどの筋、筋膜損傷)が多く見受けられます。痛いということは、関節になにかしらの異常があるから痛いのです。その関節の状態に変化を出し的確な処置をすればだいたいの患者さんは良好に向かいます。しかし、骨自体に問題があったり姿勢に問題があったりする場合は違った見方をしなければなりません。きの整骨院ではそのために問診や患者さんとのコミュケーションに力をいれております。医療機関だと患者の目を見ずに、体を触らずにパソコンにドクターがタンタンと打ち込むという話を時々耳にします。整骨院とは違い膨大な患者さんを診なければいけないと思うので仕方のない事だとも思います。整骨院には整骨院のよさがあります。今まで整骨院に来たことがない方、嫌いな方、イメージの悪い方、きっと満足していただけると思いますので、何かありましたら谷塚のきの整骨院までいらしてください。お待ちしております。