姿勢ってなんだ?

この記事を書いた人
木下智雄

きの整骨院 院長

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みなさん姿勢はいいですか?と言われてどうでしょうか?日常生活で寝る、座る、仕事する、食事する、スポーツする・・・それぞれの姿勢があります。整骨院に来院する患者さんの多くは姿勢がゆがんでいます。痛いからゆがむのか、ゆがんでいるから痛むのか。どちらも当てはまると思います。「良い姿勢」であることに越したことはありません。きれいに美しく見えますし、体の負担も少なくなります。きの整骨院に来院する患者さんにもお伝えしますが、寝ている以外の姿勢で体の状態は大きく変わります。猫背、反り腰、ストレートネック、片足重心など日々気をつけましょう。

人体の重心は仙骨のやや前方にあります。足底から約55%の高さにあります。人体を横から見ると、耳のやや後ろ、肩の突き出た骨、股関節の突き出た骨、膝のお皿の後面、足の外くるぶしの5センチ前をまっすぐな線で結べると理想的な姿勢になっています。また、重心は低いほど安定性がよく、足を広げた面積が広いほど安定します。

人は立っているだけでも筋肉を使っています。特に、首の後ろ、背骨に沿って走る脊柱起立筋、ふとももの裏、ふくらはぎは持続的に緊張し疲労します。ですので、立ち仕事の方、家事、育児、園芸作業・・何にでも当てはまりますが人は活動している時には、筋肉の負担、疲労がかかります。これを、猫背や痛みをかばう不良姿勢などで行うとさらに負担は倍増されます。疲労する筋肉にさらに負担をかけて痛みやケガの原因を作るのです。それなので、日ごろから理想的な姿勢で生活をすることがとても大事になってくるのです。また、体が硬い人もよくありません。体が硬いとは、関節が硬い。筋肉は関節をまたいで付着するので関節が硬いとは筋肉の硬さも認めます。(軟骨、骨が原因の場合もあり)ですので、まずは筋肉をゆるめる、伸ばす、神経の興奮をとるなどの処置をしてから関節運動をすると関節の可動域が上がります。施術の前と後で立位で前屈動作を行うと多くの患者さんに変化が見られます。毎日の生活で体を柔らかく保つことは、疲れにくく健康的で美しい姿勢を保つことにもつながります。こういったことは第三者にしっかりみてもらわないとわかりにくいですよね。きの整骨院では体の変化や姿勢にもこだわり施術をしますので姿勢、重心でお悩みの方は是非いらしてください。お待ちしております!